もの忘れ外来

物忘れ外来

担当医より

医師から一言

日本では認知症が65歳以上の方の8%を超え、徐々に増えています。若い方も、まだまだ先の話と思わずに老いも若きも、男女、職業を問わず地域全体で皆が取り組む大きな問題です。認知症の方が徘徊して行方がわからなくなることだってしょっちゅうです。皆で見守らなければなりません。 まずは、軽症のうちに受診して下さい。

<こんな症状に注意>

  1. 同じことを何度も話したり、同じものを何度も買ってくる
  2. 興味や関心を示さなくなった
  3. 今までできていたことができなくなった
  4. 怒りっぽくなり不安感が強くなった

認知症の方は大変です。さらにそのご家族もとても大変です。介護者の負担は計り知れないことがあります。専門的な各種検査を含め、診察からフォローまで、総合的に対処していきます。

【注意!】

ここ数週間で症状が急激に悪化した場合や、呼びかけにも反応が悪い場合などの症状がみられる場合は、脳梗塞や硬膜下出血などの発症が疑われ、急いで治療が必要な場合もあります。

急激に症状が変化している場合は早めに当院へ主審してください。

もの忘れ外来受診するにあたって

  • もの忘れが、「年齢によるもの」か「病気」なのかを判別します
  • 薬による治療が有効な場合はお薬を処方します
  • 当院で検査する時は、かかりつけのお医者様にもお伝えください(かかりつけ医からの紹介状は不要です)

もの忘れの診断は様々な検査の結果だけはでなく、普段の血圧や食欲、睡眠、かかった病気、飲んでいる薬、普段の過ごし方、元々の性格について等のご本人・ご家族からの情報を含めた上で総合的に診断されます。また、結果説明もご一緒に聞いていただいておりますので必ずご家族の方の付き添いをお願いいたします

もの忘れ外来 診療の流れ

検査・診療日予約

  • お電話で予約担当者が詳細をお聞きした上で検査・診療の予約を行います。

検査実施

  • 各種検査を行います。検査を行うにあたり、時間に余裕を持ってお越しください。
  • 受付時にお薬手帳(原本)を提出してくださるようお願いいたします。
 

結果説明(診察)

  • ご家族の方(若しくは施設関係者)の付き添いのもと、診察いたします。
  • ご本人の日常生活についての情報をお持ちください。(普段の血圧データ、近日に受けた検査の結果等)
  • 脳外科医 稲葉泉先生が検査の結果についてと、今後の生活指導を含めてご本人と付き添いの方へお話ししていきます。

経過観察

  • 3〜5回程度の継続した受診が必要になります。

主な検査内容と費用について

  1. 画像検査:脳の形はどうか?脳梗塞や正常圧水頭症などがないか?を主にMRIを用いて調べます。
  2. 血液検査:生活習慣病や甲状腺昨日の低下やビタミンB12の欠乏によってもの忘れが起こることがあります。
  3. 記憶のテスト:簡単な聞き取りテストでもの忘れの程度を把握します。
  4. うつ性自己評価テスト:簡単な聞き取りテストで抑うつ状態がないかを検査します。もの忘れ初期には抑うつと似た症状が見られることがあります。
  5. 心電図検査:心臓の働きはどうか?を検査します。また、投薬治療を検討する際の情報となります。
  6. 骨密度検査:認知症と並行して悪化することが多いと言われています。
  7. ※上記1〜6の検査費用:医療費1割負担の方は 約4,500円
    医療費3割負担の方は 約13,000円


  8. 脳の血流検査:脳の血流量から、脳のどの部分が休んでいるのかがわかります。
  9. ※上記7の検査費用:医療費1割負担の方は 約7,000円
    医療費3割負担の方は 約19,000円

もの忘れ外来は完全予約制です。診察を希望される方は、電話でお問い合わせ下さい。