脳ドックの検査

脳ドックの検査

脳ドックの検査

無症状の人を対象に、様々な検査により、脳の病気などその危険因子を発見し、発症あるいは進行を防止するものです。

主な発見の対象は、

  1. 無症候性脳梗塞
  2. 脳卒中の危険因子
  3. 未破裂脳動脈瘤
  4. 無症候性頭蓋内および頸部血管 閉塞・狭窄
  5. 高次脳機能障害
  6. その他の機能的、器質的脳疾患

などであり、それらの結果について判定いたします。

MR検査

MRは、電磁波に共鳴しやすい水素の性質を利用したもので、体内の水素原子核に電磁波を送って磁気共鳴させて画像化する検査です。
磁気を用いますのでX線による被ばくの心配はありません。
また、骨の影響を受けずに映像を映し出すことができるので、大脳はもちろん細かい骨に囲まれた眼窩(がんか)、副鼻腔、脳幹部、小脳までも詳細に見ることができます。
デメリットとして検査時間が30分程度と多少かかるうえに、検査中に発生する音が工事音のようにうるさい、検査ベッド(装置)が狭く気分が落ち着かないということがあります。
また、検査を受けられない方もいらっしゃいますので『事前に送付される文書』に記載されている内容を十分ご確認ください。

  • 頭部MRI検査【磁気共鳴画像法】

    頭部を輪切りにした断面画像が得られます。
    頭蓋骨を透かして脳内を診断することができ、切開せずとも脳腫瘍(しゅよう)、脳出血、脳梗塞(こうそく)などの病変の質、場所、形や広がりを特定できます。

    磁気共鳴画像法
  • 頭部MRA【磁気共鳴血管撮影】

    頭部の血管のみを立体的に抽出した検査で、血管の様子がわかる立体画像を作ります。
    くも膜下出血などの原因となる脳動脈瘤などの無症候性病変の有無を検査します。
    他にも、脳動脈硬化や脳動脈の狭窄(きょうさく)や閉塞(へいそく)なども検査できるので、血管の詰まり具合もわかります。

    磁気共鳴血管撮影
  • 頚部MRA【磁気共鳴血管撮影】

    頚部の血管のみを立体的に抽出した検査で、血管の様子がわかる立体画像を作ります。
    頚動脈血栓の有無、脳梗塞(こうそく)の大きな原因となる動脈硬化の程度などを検査します。

    磁気共鳴血管撮影

X線写真検査

頭部X線検査

頭部のレントゲン写真です。頭蓋骨の状態はもちろん、神経の通っている穴、含気骨の状態も確認できますので、骨折、頭蓋内腫瘍(しゅよう)、副鼻腔炎などの有無を確認します。

頚部X線検査

X線で座位にて頚部の写真撮影を行い骨の異常を調べます。
頚椎症、頚椎々間板ヘルニアなどが確認できます。

頚部X線検査

検体検査

  • 団体によっては実施いたしません

血液検査

一般抹消血検査、血液生化学検査を行います。
肝機能6項目、脂質代謝4項目、糖代謝2項目、腎機能3項目、血球検査8項目のデータを確認し、高脂血症、糖尿病などの危険因子を調べます。

尿検査

尿一般検査を行い、蛋白・糖・潜血を調べます。
尿路障害、糖尿病や高血圧等を発見する手がかりになります。

生体検査

  • 団体によっては実施いたしません

心電図検査

安静時標準12誘導心電図検査を行います。
およそ10秒間と短時間で済む検査ですが、不整脈の有無や心臓の転位・肥大・拡張の状態、心筋の障害や梗塞(こうそく)等がわかります。

頸部血管超音波検査

頸動脈に向けて、超音波を送信し、はね返ってくる反射波(エコー)を画像化して、頸動脈の動脈硬化がないかを調べます。所要時間は約15分です。

認知機能検査

認知機能や記憶力を標準化されたテストを組み合わせて評価します。タブレット型コンピューターを使用、所要時間は約10分です。